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子供と部下は褒めてはいけない

子供と部下は褒めてはいけない

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子供と部下は褒めてはいけない

本日のテーマ「褒める事は悪である」です。

私は子供を褒めません。

凄いなと思った時に、尊敬の気持ちを伝えます。


この微妙な違いは、人を依存させるか?自立させるか決まると思います。

ですので私は、スタッフも、子供も一切褒めません。

ひどい奴かと思う毛も知れません。

優しくないやつだと思うかもしれません。

でもそこには意味があります。


おはようございます。

整骨院・整体院・美容整体連動型

一院高収益・社員高還元モデル実践者

「株式会社 怪物」
 大分の怪物 徳永 拓真(ヒロマサ)です。


最近、精神論についての内容が多いですが、次から変わりますので今回までお付き合いください。

今回は、「褒める」ということが本当にいいことなのかというお話をしようと思います

あなたは、「尊敬する人を褒める」ということをすることがあるでしょうか?

 

 

例えば、ソフトバンクの社長である孫正義さんに対して「あなたはよくやっていますね!偉いですね!」といった言葉をかけるのかということです。

少し違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

なぜなら、「褒める」という行為には様々な種類があるとは思いますが、一般的に「褒める」ということは「上から下に対して」行うものだからなのです。

「上司が部下を褒める」とそこには上下関係が自然と発生してきます。

この「上下関係」が現場ではどうなっていくのかを考えてみましょう。

人という生き物は、一回褒められると「もっと褒められたい」「もっと評価してほしい」と思うようになります。

すると、その人は上司に褒められたいがために仕事をするようになります。

上司に褒められるように患者さんに対応し、上司に褒められるように部下の面倒を見るといった具合に、目の前の患者さんのことよりも上司のことを考えて行動するようになってしまうのです。

そうなると、悪い報告は上がらず、良い報告しか上がらなくなっていきます。

このように、上下関係が発生してしまうようなほめ方では問題も発生してしまいます。

ではどうすればいいのか、私は褒めるということの中に「尊敬」を含めることが大切だと思っています。

「上司が部下に対して尊敬する」なんて部下になめられるだけではと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはそんなことは起こりません。

皆様も考えてみてほしいのですが、自分の尊敬する人から「あなたのこういうところを尊敬しているから、教えてくれないか」と言われたら、「そんなことを言ってもらえるなんてめっそうもないです。ありがとうございます。」となりませんか?

そういった感覚が部下にもあるほうがいいと私は思います。

ただ「褒める」だけの上下の関係ではなく、お互い「尊敬」することのできる横並びの関係のほうが重要なのです。

書店に行けば「褒めることが大事!」と書かれた本がたくさんあります。

ただ「褒める」ということだけを書いてるものもありますが、中には「尊敬」についても触れられているものもあります。

皆様も「自院のスタッフに対して尊敬できるところはないか」ということを一度考えてみてはいかがでしょうか?

ただ褒めればいいというものではありません。

褒めると人は依存します。

褒めるから尊敬へ・・・

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