高額メニューの利益率は最低でも85%はないと駄目
本日のテーマ「 高額メニューの利益率は最低でも85%はないと駄目 」です。
最近子供たちをお店に行ったとき、経営の視点を持っていもらうために、この店の利益は毎月いくらでしょう!
というのを外食に行ったときに定番にしています。
小学校から経営視点を持たせると結構面白い思考になると思っています。
メモ帳とペンさえあれば誰でも経営視点を持てるんだなと思いました。
是非やってみてください。
おはようございます。
整骨院・整体院・美容整体連動型
一院高収益・社員高還元モデル実践者
「株式会社 怪物」
大分の怪物 こと 徳永 拓真(ヒロマサ)です。
最近の相談の中で特に多いのが、高額商品についてで「高額商品を扱っていて、売上は上がっているのに、利益がそんなにないんです。」というものです。
そういう方のほとんどは、導入直後には売上にしか目が行ってないという問題を抱えています。
また、どの先生やコンサルタントも売上のことしか言っていません。
発毛・ダイエット・物販などいろいろな高額商品がありますが、原価について考えていない方が多く見受けられます。
売上から経費を引いた利益がどのくらいなのか、人件費は分単価も考えて、いくら残るのかということをとにかく計算していただきたいのです。
でもこれが業界的に、基本的に仕入れというものがない事業なので、どうしてもその点が弱いのもわからなくはないですが。。。。経営を考えるとその点もしっかりと考える必要があるでしょうね。
また、なぜ計算していない方が多いのか、それは他の先生がやっていることをそのまま真似しているからというものあるでしょう。
スタートでまねをするというのはいいことなのですが、そこから改良を重ね、原価の安いものに変えていかなければ、同じ売り上げを上げていても違いが出てくるのはおわかりでしょう。
例えば、10万円の商品を販売していたとします。
経費が5万円かかり、それにかける広告費は2万円だとすると、利益は3万円しか残りませんね。
一方、商品の値段は5万円でも、仕入れの経費は5千円で広告費5千円のみしかかからない場合、利益は4万円になります。
どちらがいいのかは一目瞭然ですね。
とにもかくにも、利益率について常に考えなければなりません。
私自身は、広告費を抜き、人件費を入れたうえで原価が15%以下のもの、つまり利益率が85%を超えている商品以外は扱うべきではないと考えています。
先ほどもお話ししたように元々、整骨院は原価がかからない商売なので、利益率など様々なものの計算をするという先生が非常に少なく、売上が上がればよいという考えの方が多くいらっしゃいます。
今までやっていなかったことを始めるのは、面倒かもしれませんが、根本は算数なのです。
扱っている商品に対して、売上がどの程度あり、広告費がどのくらいかかっていて、利益がどのくらいか、税金がどのくらいなのかなど、計算を紙に書いてみましょう。
その計算の結果、利益率が80%以上なければ厳しいと私は思っています。
ちなみに当院の商品は利益率90%以上です。
その分広告費がかけられますし、社員にも還元できますし、より利益を考えた経営ができるモデルになっています。
皆さまも、面倒かもしれませんが、一度紙に書いて計算してみてはいかがでしょうか?