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スタッフに15~20分で5000円以上の単価を施術させるのは至難の業

スタッフに15~20分で5000円以上の単価を施術させるのは至難の業

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スタッフに15~20分で5000円以上の単価を施術させるのは至難の業

本日のテーマ「経営者とスタッフはやはり違います」です。

先日、スタッフのリピート率が悪すぎると相談を受けました。


話を聞くと・・・・・・それはそうですよ・・・となりました。

おはようございます。

整骨院・整体院・美容整体連動型

一院高収益・社員高還元モデル実践者

「株式会社 怪物」
 大分の怪物 徳永 拓真(ヒロマサ)です。

私はある質問をしました。


先生は今患者さんに15分5400円で治療をしていますよね。

では、先生私の先生で、

5分治療で、1万円でやっている人がいます。


明日からその治療院で働いて、同じ結果を出せますか?と聞きました・・・


結果は分かりますよね。

スタッフにとっては同じことを言われているのと同じです。

 

 

経営者の感覚とスタッフの感覚は違います。

同じ経営者でも違うのですから当たり前です。


ちなみに当院は、


料金毎回窓口で約3,000円前後(もちろんそれ以外もあり)という形で自費移行に力を入れ始めてから、平均の単価が3,500円程度に上がりました。(追加分を抜かして)


平均単価が上がった結果感じるのは、来院される患者さんの層が前と変わったということです。

健康保険をメインにしていた時は「完治させるというより、緩和すればいい」といった方が多かったのですが、今は「何とか完治させたい」といった方が多くなりました。

最近では、ギックリ腰などの急性の患者さんの中でも特にひどい方が多く来院されるようになり、その方々のほとんどが既存の患者さんからの紹介でした。


患者さんの意識もそうですが、スタッフの意識も変わってきていて、「治せる治療院になってきた」と実感しています。


これまでは、5・6回通院しないと症状の改善が見られなかったのですが、今は1・2回で症状が改善するようになり、痛みがないので患者さんも「もういいのでは」という感じになってしまっています。

中途半端で途中で終わると再発したりして困りますので「例えば、すりむいてしまったとき血が出て、かさぶたが出来て、それがなくなって初めて完治するように、痛みがなくても癖がなくなるまでもう少し来院するようにしてください」と伝えるようにしています。

病気も自分の判断で薬を飲むのを辞めると完治しない場合があるのと同じですよね。


料金・治療の価値を高めた結果、完治率もよくなりましたし、スタッフも治っていく姿を見てやりがいや楽しさを感じているようです。


自費に力を入れて運営している院の中で、3,000円は安いほうだといえます。皆様の中でも、「うちは5,000円・7,000円・10,000円でやっている」という方もいらっしゃるかもしれません。


私も、自分が現場にずっと立っているとか、スタッフの人数が少ないなどの条件であれば、もう少し料金を上げると思いますが、5,000円を超える単価でスタッフ教育をしていくのはとても難しいことです。


治療の時間を1時間など長くとっているところは別ですが、分院展開をしていて実費が5,000円以上でかつ治療時間20分でやっているところはかなり珍しいですし、今うちもそれを目指して試行錯誤しているところです。

皆様も治療の価値を高め、その価値に見合った対価をいただくという院づくりをしていくとよいと思います。
以上、現場の徳永からでした。

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