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未来の倒産社長の友人との話

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未来の倒産社長の友人との話

こんにちは。

整骨院・整体院・美容整体連動型

一院高収益モデル実践者

「株式会社 怪物」
 大分の怪物 徳永 拓真(ヒロマサ)です。


詳しくは編集後記で・・・


この友人のことを


僕は90%倒産し、自己破産すると思っています。

それを本人にも伝えていました。

それはどうしてか、というと

現在彼は飲食店を4店舗経営しており、
彼はこんなことを言っていました。

「俺は50店舗の店を持つのが目標だ!!」と。

あー、こいつは倒産まっしぐらだな、、、と僕は思いました。

 

僕が
「売上的には??あと、社員への還元は?」と聞くと
「売上は、店舗によって違うから何とも言えない」と彼は言いました。

「じゃあ、一つあたりの売上はどう??スタッフ一人あたりの生産性は?」と聞くと

「それは店舗によって違うから、50店舗出してみないとわからない」
と言いました。

あと、「社員が今余っているし、バイトの子にも仕事をさせたいから店舗を増やす」と・・・

完全アウト、ですね。

倒産する店舗のほとんどが、初めは違う志しで、していたと思います。

例えばお客様に喜ばれるお店を創りたい!

地域で有名で誰もが喜んでくれるお店を創りたい!

そんな事を始めは思っていたはず・・・・しかし


それがいつしか、店舗を出すことが、店舗を増やすことが目標になっているのです。

そんな経営者が非常に多く、「来年は何店舗だ!!」「次は何店舗だ!!」と言い
出せば出すほど一店舗あたりスタッフ一人一人の売上、生産性が下がっていくのです。

社員が余っているから店舗を出す!とか確実にやばいパターンです。

しかし残念ながら、だいたいそういうところが多いのです。

店舗の一人あたりの売上を高めながら店舗展開していくというのを同時にシステム化していかないといけないのに、
彼の店舗は非常にアナログでした。

まさに
「彼のエゴの塊でした」

店舗展開するにあたっての評価制度??も非常になかったですし、
他にもかなりの問題がありました。

「確実におまえは倒産するぞ」と彼に伝え
その理由を色々と話しました。

本人としては聞く耳を持たずという状態でした。
「おまえはそれだけしか店舗がないのに・・・etc」なんだかんだ
と彼は言っていましたが


やはり僕が思う一番大切なことは

一人あたりの生産性をしっかりと高め
社員にしっかり還元し

若くして楽しい社員が顧客にサービスを提供することで
間違いなく顧客が喜ぶ空間ができると思っています。



経営者がやることは

顧客への還元も当たり前のように大切ですが
(これは当たり前ですね。プロのサッカー選手が練習をするのと同じこと)


社員にどう還元をしていくのか、
社員をどう成長させ人生を変えていくのか

そのことが僕は今大切なことなのではないかな、と思っています。

どうしても経営者は、楽しいコト、発展するコト、先に進むコト

未来に向かってどんどんどんどん行ってしまいがちです。

しかし、未来に向かってどんどん走っていけば走っていくほど

社員が着いていけなくなったり、おいて行かれたように感じてしまったり
「昔の社長と今の社長は違うな」と
自分を人として見てくれていた昔とはもう違うのだな・・・という感じになってしまいます。

・・・ちなみに私はこれを経験して倒産寸前まで行きました!(^^)!

ですので、同時に人を育てる仕組みや店舗拡大の仕組みや
教育のシステム化をやらなければいけないのですが

彼はしていませんでした。

僕は彼に
「今の4店舗のままでもいいし、5店舗目を出してもいい。大事なのは10年後に大成功することと俺は思っている。だから今は成功しなくてもいいから、50店舗出すというのを決めているならば、3年間とりあえず50店舗出す準備をしてそのあとに一気にやってみたらどうか?」と話をしました。

彼がこの言葉をどこまで受け止めているのかは、微妙なところですが
彼も一度失敗をしなければわからないタイプというのもありますの

好きなようにやって、そうなった時に分かるかもれしれませんね。

「あの時徳永は言っていたな。それはこういうことか。」となるのかもしれません。


彼の今後の未来も楽しみです。

この話も、皆さんの参考になることがあると思います。


選ばれなければ、売上は上がりませんし。

選ばれなければ社員に還元も出来ない。

私はそう思います。

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